転職の流れ。辞めるまでの準備について。
職種や業界によって頻度に差はあれど、多くの人が経験する転職。
今回はあくまで転職をする!場合の流れを説明します。
日々働く中で何か気が乗らなかったり、そもそも不満を抱えている事もあるでしょう。
そんな時こそ動くべき!でも、仕事しながら動くのは本当に疲れるものです。
だから今回も、エージェントをうまく活用しましょう。
その時々でのすべきことや注意点をお伝えします。
辞めたい期(充実感が不足してる、何かしらの不満...etc)
ある程度仕事に慣れた時や、何か問題が発生した時にやってきます。
少しでもこの気持ちが現れたら、まずは活動をするのがベストです。
辞めるための活動か、解決していく為のどちらかを。
辞めたいと思う理由は様々あります。
- 上司と合わない
- 労働時間・環境への不満
- 人間関係
- 給与・評価への不満 などなど
この辺りが一般的に上位に来ます。
ある理由を回避する為だけに辞めるのは、次の会社でも同じ事になる可能性もあります。
なので、多くのサイトなどで否定されていることが多いです。
ですが他の要因や、その先を見据えたステップも決まっていれば勿論選択の一つです。
辞めたいと思ってしまっているか、モヤモヤしていると現職に気が入らなくなってきます。
その場合、現職のステップアップにもならず退職すべき時なのに足踏みをしてるかも知れません。
なので、こういう時こそエージェントに頼むのです。
転職活動期(エージェント活用)
そもそも転職に不慣れな人は、転職すること自体に漠然とした不安を持っています。
私自身がそうでしたが、『現状維持バイアス』という心理的作用が働いています。
悩んだ末にいつも同じランチ、安いと分かってるけれどSIMフリーにしない。
これらは全て同じ状態です。
大きな状況変化ではない限り、現状維持を望むバイアス(偏りや思い込み)。未知なもの、未体験のものを受け入れず、現状は現状のままでいたいとする心理作用のこと。
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現状把握(自身の市場価値を知る!)
自身が抱えている不満、待遇などをエージェントとの面談で洗い出します。
エージェントによってはとりあえず面談から面接に進めたがる人もいます。
それが彼らの仕事ですが、メリットを前面に出しすぎる人には注意を。
とりあえず入社させてしまえ!という人も中にはいますので。
自身の状況・待遇を業界水準で把握するには、非常にエージェントは有効です。
彼らの手を借りつつ、冷静に今の自身 の状況を確認しましょう。
そして他の会社の案件もテーブルに並べて比較するのです。 -
比較検討(自身が一番価値を感じる会社はどこか?)
①の段階で冷静に見渡したら、今の待遇が悪くない!と思えたら継続で良し。
他社の方が魅力的であれば、いよいよ転職に向けて動きましょう。
この時に口コミサイトや友人から内情を聞くもオススメします。
ただ注意すべきは、主観的な感想はあくまで当事者だけのものであること!
『キャリアアップしづらい、人間関係が。。。』などはよく耳にします。
ですがこれらはあくまで当事者の主観でしかありません。
同じ会社でも出世している人も、楽しく働いている人もいるでしょう。
妬みの可能性もあるので、話半分くらいの気持ちがいいでしょう。 -
面接
面接対策はまた別途アップしますが、この場面でもエージェントが有用です。
履歴書の添削や、面接の練習などのフォローアップもしてくれます。
内定者を多く輩出しているエージェントは特に役立ちます。
面接官の質問履歴もデータとして残っていたりするので、対策が立て易いです。 -
内定・退職手続き
無事面接も通過できれば、晴れて内定通知が転職先より届きます。
概ね1〜2週間(長くとも)以内に入社契約の返答を求められます。
そこで考えた挙句辞退しても構いませんが、その場合は注意があります。
一度応募した会社に1年以内に再度受ける事ができない。ので注意です。
また、この段階で給与や待遇なども全て決まります。
給与交渉などが不十分であれば、ここでもエージェントに頼りましょう。
退職する現職へは、一般的に1〜2ヶ月前に知らせるのがマナーです。
様々な事情により早まる事もあるでしょうが、最低2週間あれば法的にはOK。
それからは社内での引継ぎを終えて、飛ぶ鳥跡を濁さず!
最適なタイミングは?
思い立ったが吉日。善は急げ。と言いますが、色々あるのがタイミング。
中でもこの位は抑えた方がいいよ。というのをピックアップしました。
とはいえ何よりも早く脱出したい!という場合は自分の生命維持を最優先してください。
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ボーナス
支給のタイミングは会社によって様々ですが、ボーナスは貰ってやめましょう。
ですが、現職と次の会社のボーナススケジュールによっては検討です。
現職と次の会社の支給月が同じであれば、貰わない手はありません。
ですが、貰い逃げの印象を回避するには支給から1ヶ月以上後での退職がベター。 -
年度締めのタイミング
こちらもボーナスとリンクする場合は多いです。
次の会社の人事評価のタイミングに綺麗に入れると、次のボーナスに繋がります。
現職のボーナスを貰う事以上に優先する事はあまり必要ないかもしれません。
次の会社でのボーナス予想額とで天秤にかけましょう。 -
繁忙期・閑散期
一般的にファッション業界は2・8月が閑散期とされています。
繁忙期に関してはブランドや価格帯によりますが、連休シーズンです。
年末年始、ゴールデンウィーク、クリスマスと言ったとこでしょうか。
繁忙期前は特に販売職の募集は増える傾向にあります。
多くのブランドが閑散期に人事評価の締めや、人事の変更などがあります。
なのでその頃に合わせて転職ができると、引継ぎなどがスムーズになり易いです。 -
有給消化
うまく転職先が決まっても、現職の退職がスムーズにいかない時があります。
私自身経験しましたが、退職日の次の日が新しい職場の勤務初日になった事が。。。
転職先の都合で退職日と入社日との余裕がなかった結果ですが。
有給休暇は準備やそれまで働いた結果、法的に権利として取得できるものです。
リフレッシュや自身への労いも含めて、落ち着いた期間で転職出来るようにしましょう。
まとめ
転職もなんでも不慣れな事は、手が出にくいのが人間の本能です(現状維持バイアス)。
なので充実していないにも関わらず、今を変えるのが後手になってしまう人が本当に多いです。
ですが会社は貴方の人生までは責任を持ってくれません。
シビアに考えるならば、利用する側とされる側。
それならば最大限の価値で評価して貰える場所で、最大限の対価を貰いましょう。
- 疑問を感じたら、先ずは市場価値を知る。
- エージェントを活用すればリサーチから転職まで楽チン。
- ボーナス、有給等貰える物は絶対貰って退職!
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