ペッパーの転職相談所。時々いろいろ。

カジュアルブランドからスタートし、マネージャーを経てラグジュアリーブランドへ。ステップUPしてる気もするけど、何か足りないと思う日々。今までの体験談や入ってみて分かったことを綴っていきます。今転職に迷っている方や、今の環境を変えるきっかけになれば幸いです。

良くある転職理由と身の振り方

f:id:sgt-peppers:20200601213103j:plain

やっと給付金のチケットが届いたペッパー です。
ふと転職というワードが過ぎってしまう時はありますよね。

とはいえ考える度に転職していたらキリがないので、ケース毎の対処法についてライドオン。

よくある転職理由

人間関係

上司、部下、社外関係、○○ハラ...。
むしろ殆どの問題が元を辿れば人間関係に行き着く気さえします。
続けるも辞めるも、人次第である部分は非常に大きいでしょう。

待遇への不満

給与、休日、評価、転勤...。
自身への評価とその対価に納得が出来ない場合がこれに当たりますね。
ワークライフバランスという言葉をよく耳にしますが、プライベートに干渉しないか?
といった点も、最近では重要視する方が多いです。

将来への不安

昇格、会社の発展、5〜10年後の働き方...。
このままこの会社で良いのだろうか?というのは先述した理由からも頭をよぎります。
今は特に大きな不満はないけれど、5年後もこの場所にいるのは現実的なのか?といった考えは
業界やターゲット層によっては30代から不安を感じることではないでしょうか。
結婚など人生の岐路に面すると尚更ですね。

 

この辺りは転職の理由として常に上位に位置しています。
つまりはどこの職場でも、いつでも誰にでも起こり得ると言えますね。
結果、いつでもどこでもこれら問題が発生したから転職。というのは短絡的過ぎます。
ですが、人それぞれ感じ方は様々ですし耐えがたい問題もあるでしょう。
なので続いてはケースに応じて、転職をした方がいいのかどうか?を客観的に掘り下げていきます。

ケース毎の身の振り方

転職をしていいケース

  1. 転勤など会社都合での問題を承服できない場合
  2. 言い訳でなく、次の会社への目的が明確な場合
  3. 自身の課題を理解し、その改善/成長の為

①は例えば、大きな異動人事などで僻地へ旨味もなく異動する場合などでしょうか。
そもそも僻地にいくという事は、ある程度自身への評価の現れの気もしますが。
こういった場合は、人生設計にも大きなズレが生じるので転職理由になり得ます。

②アレ、コレが自分には合わないという短絡的な事ではなく、何かを実現する為の転職である。
こういった場合は転職先の面接官も、自社への十分な動機と感じるでしょう。
現職ではAしか学ぶ事ができないので、Bを学べる環境へなど。
Aという事柄が苦手、合わないということではなく。

③2と似ていますが、自分の成長出来るフィールドが少なくなってきた時などが当たります。
似ている業種での自身の市場価値を上げるために、必要な次のステージを求めての転職などです。
Aという仕事から、A+という同じ畑でのレベルアップなど。

総じて、会社依存の問題や明確な目的/ステップの為であれば悪い印象はありません。
またどの場合においても、明確に自分の言葉で伝えれるか?が重要です。
短絡的な逃げではなく目的と確固たる理由をもって臨むのと、そうでない場合では雲泥の差です。

どこの会社も“なぜ自社がいいのか?”を必ず聞いてきます。
業界という言葉があるほど、アイコン的な商品やサービスは違えど似た会社な訳ですから。
それに対して、筋の通る唯一無二の回答を出来るかどうか?が明暗を分けます。

転職をしない方がいいケース

  1. 上司、部下との人間関係

  2. 年収などの特定の好条件のみを重視している

  3. 入社したいのではなく、辞めたいからという動機

①会社や社会というものは人間関係で成り立っています。
自営業で自分が社長であろうとも部下が居て、売手と買手と常に人は居ます。
つまり不可避な問題なので、内容にはよりますがどこの会社でも一番起き得る問題でしょう。
程度によりますが、その人のせいにしてしまうだけでは同じ事が起きたら辞めると思われるだけです。

②年収UPは非常に魅力的ですが、仮にその案件が長くオープンで有るならばそれ相応の理由があります。

またその点のみに目が眩むと上を見ればキリがなく、どこの会社にも留まる理由もなくなります。
明確で建設的な唯一無二の理由があり、その上での年収ならば話は別ですが。

③辞めたすぎて、他の会社ならばどこでもいい!という時は、冷静さを欠いている事が多いです。

背に腹は変えれない事情があるときでも、あくまで客観的に冷静に考えて判断しましょう。
転職してみたものの、他を知れば元の会社がそこまで悪くもなかった。というのはよくある話です。
こういう時もエージェントなど第三者の意見を聞くのはとても有効です。

年収などは会社の様々な事が絡んでの現状への不満ですが、詰まるところ自身への評価の現れです。

会社の問題ではなく、自分にまつわる問題での転職は自身の能力不足を露呈する場合もあります。
面接の際も、様々な問題を解決出来なかったのか?と聞かれるのは間違い無いでしょう。
最大限努力した結果だとしても敗者の言い訳と写り、いい印象は与えにくい事が多いです。
前向きな理由での転職となる様に心がけましょう。

転職後の良くある感想

様々な転職理由を挙げましたが、実際に転職をしてみてどう感じたか?を見てみましょう。
良い事は予想以上の良いギャップがあった場合なので、今回はマイナスの感想をピックアップ。

f:id:sgt-peppers:20200603054226p:plain

まぁ大体がそんなの入る前になぜ調べなかった?と思ってしまいますね。
つまりは下調べ不足なわけです。 それを怠って話と違うというのは甘えすぎです。
今の場所から逃げ出したい一心で、下調べせずに安易に選ぶとまた同じ不満に見舞われます。

転職のメリット、デメリット

メリットは基本的に転職前の状況が好転した場合です。
なので転職の決め手となった事が該当しますが、デメリットはマイナスのギャップによるものです。
色々な事に過度の期待は禁物ですが、特にデメリットに関しては予め想定しておきましょう。

メリット

  • 新しい機会や出会いに恵まれる可能性がある。
  • 給与や待遇、職場環境などが改善される可能性がある。

当然ですが新天地なので、多くの事が新鮮に感じるでしょう。
同業種であればある程度のルールなどは似ていますが、人間関係に関してはリセット。
給与や契約内容も前職よりも高待遇になれば、ある程度のギャップなども納得出来ます。

デメリット

  • 転職理由と同じ問題が続く。
  • 深掘りして見たら、ウラがあった待遇や環境。
  • 即戦力としての高い期待値へのプレッシャー。

先述したように、どこの会社でも似た様な問題は発生するものです。

それが他の待遇面で納得出来るのならば問題ないですが、蓋を開けたらあまり変わらない事もあります。

またポジションや経験によっては、転職者は当然即戦力として入るものと思われています。

現場の同僚もそういう期待をしている事が多いので、出鼻を挫かないよう気を付けましょう。

特に給与面は入社前には突っ込んで聞きづらいので、その辺りはエージェントを活用するといいですね。

まとめ

他の人や状況が羨ましく見える時は、隣の芝が青く見えているだけの時も往々にしてあります。
自身の経験や、色々な話を見聞きする中で失敗する時は大体以下の通り。

  1. 今後の為より、今からの逃避で目が眩んでいる。
  2. 結果的に不十分な企業調べでマイナスのギャップ。
  3. お金にだけつられての転職。
  4. 自分を客観視できていない。
  5. 人の話は結局人の話なので、話半分に聞いておく。

結局のところ自分の周りの環境というのは、自分のせいで起きています。
知人女性も言っていました。「20歳過ぎてのブスは自己責任」と。
(モデルの様でなくとも、大人になれば化粧や身嗜みを整える知識はあるはずだから。とのこと)
それを何かのせいにしていると、成長もなく逃げの一手ばかりです。
なんでも主体的に動く事が大事です。 攻めを最大の防御にしていきましょう。

ただ自分を過大評価する事はない様に。

⬇️にある『転職キャリアブログ』をクリックしていただけると、モチベUPになるので何卒。