ペッパーの転職相談所。時々いろいろ。

カジュアルブランドからスタートし、マネージャーを経てラグジュアリーブランドへ。ステップUPしてる気もするけど、何か足りないと思う日々。今までの体験談や入ってみて分かったことを綴っていきます。今転職に迷っている方や、今の環境を変えるきっかけになれば幸いです。

Linkedinという転職用SNS/ラグジュアリーブランドへの転職②

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エージェントと並行して登録していたSNS"Linkedin"。
縁あってこのSNSを介して最初の転職となったのですが、このサービスの詳細とメリット/デメリットを伝えていきます。

Linkedinとは

Linkedin(リンクトイン)とはビジネス向けのSNSです。まだ日本ではそこまで認知が薄いな、と周囲の反応としては感じますが、5億人以上のユーザーを抱えています。この数だけでもかなりの規模のサービスだとお分かり頂けるかと思います。

 

誰でも無料で登録でき、以下のような使用感です。

  1. 各自の自己紹介、経歴、スキル、連絡先を登録。
  2. 自身のページの閲覧件数などが把握できる(課金で更に詳細な情報が分かります)。
  3. 様々な方と友達になる事が出来、相互に任意で友達の申請ができる。

  4. 登録しているアドレスや、アカウントへ直接エージェントや人事から連絡が届くことがある。
  5. 繋がっている人のアクティビティや、スキルのマッチ率が高い企業の募集などの通知が届く。

使用感は殆どFacebookと同じような感じなので、ある程度SNSに使い慣れている方であればすぐにアカウント作成できるかと思います。

 

Linkedinのメリット/デメリット

メリットの方が多いと思いますが、その便利さがかえって不便さとなる事も。といった印象でしょうか。

メリット
  1. 全て無料!まぁSNSなのでそりゃそうだといったところですが、Premiumプランという課金サービスもあります(後日記述します)。
  2. 普段知り合うことのない会社やエージェントの方と繋がる事ができる。
  3. SNS内で応募可能(オファーのない会社への応募、まではした事はありません)。
  4. 登録後は様々な方から直接オファーが届く。
デメリット
  1. 多くの人事の方(特に外資系)が登録しているので、登録している事が在籍中の会社にバレる可能性がある(そうならない仕組みがあるのですが、100%は難しいかと)。
  2. メリットでもありますが、外資系の方の登録が多いので日本語を母国語としない方からの連絡も頻繁にある(寧ろそういう場合の方が多い印象)。
  3. 多くの2に該当する方からの連絡が重なり、時に意思疎通が大変(英語に慣れるのには最適)。
  4. 応募先と直接の連絡になる場合もあり、エージェントを介さない場合は当然その分対応が大変。

デメリットに関しては、そりゃそうなるよね。といった事ばかりです。
至らない点というよりはメリットの恩恵の代わりの犠牲といったとこでしょうか。
一番困るのは1かと思いますが、自分自身も遠回りに登録している事を人事から匂わされた経験があります。もちろんしれっと知らぬふりをしましたが。。。 

Linkedinで転職をした経緯

エージェントに登録しつつ、色々な求人を貰いつつも中々マッチするところがなく過ごしていた時に Linkedin経由であるブランドの人事の方から直接メールを頂きました。

まだ日本では認知の低いブランドですが、外資系のラグジュアリーブランドのアジア圏の人事マネージャーからの連絡でした。 自分の経歴を拝見したところ非常に魅力的なので、ぜひ一度お話をしませんか?といった感じの。

人事のマネージャーから直接連絡頂いた事に浮き足立ちつつも、Ginza sixのスタバでのカフェミーテイングというお洒落でフランクな面談が決まりました。

もちろん面接までにメールで待遇や勤務地/ブランド詳細などを伺いましたが、希望の年俸も叶いそうであったので、とりあえず面接に進むことに。

当日にスタバへいくと、綺麗な韓国人の女性が待っていました(美人局か!?と疑いつつも着席)。そこで資料を見ながら改めて自己紹介とキャリアの説明、その後しばらく雑談をしてカフェミーティングは終了。

帰るとすぐにメールで連絡があり、二次面接へ進んで欲しいという内容でした。
断る理由もないので進む意思を伝えると、近々の都合の良い日時に本国(スペイン)の人事とのFacetimeミーティングに進むことに。

英語は殆ど話せない僕ですが、韓国人の方が通訳者としてスペインの人事の方と同席しての面談は終始和やかなムードした。 少しだけ用意した自己紹介(英語)以外は通訳を介してで、日本の面接と特段変わった事もなく終わりましたが、人との関わり方に関しては深く聞かれた印象でした。

その後1週間も経たぬうちにオファーレター(内定通知)を頂き、いつ迄に入社して欲しいといった内容で、契約内容や給与/その他待遇も全て英語で記載してありました。

当時在籍中の会社を抜け出したい気持ちが強くなっていた自分は、そのオファーを受けることにしたのですが、最初の連絡から2週間も経たない間の出来事に呆気なさを感じていました。

これで自分のラグジュアリーブランドへの最初の転職は取り敢えず終えたのでした。
新卒の頃は人生の大きな決断と思っていた就職、6年務めた会社に後ろめたさを少し感じながらの転職活動。こんなにもとあっさりと決まるものなのかと不思議な気持ちでした。

  

〈おわりに〉
辞めたい気持ちが強くなっていたものの、好条件に釣られての未開の地へ見切り発車的な転職でした。結果としては良くも悪くもあり非常に勉強になるものでした。

ですが、モヤモヤしている人は先ずは動いてみる事もアリかな?と今でも思います。 あまりに転職を繰り返すのは、かえって次の転職時に足枷となる事もありますが
当時の待遇に不満を感じていた自分を、100万以上を上乗せした年俸でのオファーが2週間もせずに舞い込んで来たのです。 結果としてそのブランドでは長くは続かなかったのですが、それはまた次回に。

  • Linkedinは登録無料でやって損は無し。
  • 自分から応募するだけが就職活動ではなく、自分を欲しいと思ってくれる人が現れるかも。
  • 英語は話せないと伝えていてもある程度の英語力を求められる事が多い。
  • 単純によくわからないから、不安だから、面倒だからという理由で転職活動しない人が多いですが、少しの労力で恩恵は大きい。

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